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火星のコロニーで

オレの写真。オレの文章。オレの落書き。オレの表現は、すべてオレに捧げる。 世界平和も、環境問題も、端において、すべてはオレに捧げる。 そんな発散と満足。自給自足。そのループに偶然にも迷い込んだ人が、それに触れ、良くも悪くも心が揺れることがあれば、それは奇跡だ。...

REAL DEAL ?

ふと訪れるのは、言い難い不安。ナニカ。 多感な中学生でもあるまいし、40手前のオッサンがいいかげん勘弁してくれ…。 いや、むしろ40手前だからこそ陥る精神状態なのだろうか。 厄年っていうのは、迷信やスピリチュアル類の話ではなく、身体的な変化・劣化からくる心身のトラブル。そ...

KENT

お盆中にうれしい来訪があった。 やってきたのは専門学校時代からのマイメン。 出会いは18歳の春。新聞奨学生の合宿所だった。 たまたま研修や寝食を共にするグループだったことから仲良くなった。 当時、白髪のボウズだったオレと、金髪のボウズだったソイツは、カブの運転講習にき...

Stand By Me

愛と平和

ロック・ストイックは眠りの中

例年、春先から夏にかけて自分のなかにロック・ストイックという別人格が形成される。 ロック・ストイックは読んで字の如く、岩のように固い意志と針先のように鋭い集中力を併せ持つ男。 そんなロック・ストイックの為すべきことは一つ。 ワークアウトだ。 理由はシンプル。 ...

ピント

どこぞの誰かに語られてもピンとこなかった話も、タイミングやシチュエーション。相手次第。そして自分の心の状態によってはガチっとピントが合うことがあります。 shinsuke #shinsuke #2018

余白の只中

親分とその娘、春の空。

18歳の春。 卒業式も終わり、束の間のボーナストラック。 もうじき免許取得のオレは、その日も友人と教習所にいた。 少し早く着いて30分程の待ち時間を喫煙所のベンチに腰掛け暇をつぶしていると、隣りに座る先客の男が声をかけてきた。 ...

神様、ぼくにゴッホのような強さをください。

「ぼくはゴッホじゃいやなんだ」志磨遼平ががなった。 あいみょんは「死んだ後に天才だったなんて死んでも言われたくないもんな」そう弾き語った。 オレはゴッホで構わない。 自分の耳を切り落とすほど心を病んでも、描くことが好きで好きで、最後まで描き続けた、その一途さと強さに胸が...

幸せの真ん中

テングチョウの群集と和尚の頭にとまったトンボ

2018年5月18日。5時26分。 母から一通のメールが届いた。 それは祖父が逝ったことを知らせるものだった。 13年前に脳梗塞で倒れてから、一度も声を発することなく、手を握り返すこともなく病院のベッドに横たわっていた祖父。...

169shake

文章を綴るという行為は無粋だ。 ことさら、わが身に起きた事象、それに伴った心象を文字に起こし他者に晒す ブログ はその極みだ。 ナルシズムと承認欲求のシェイクだ。 喉元過ぎれば恥も忘れるが、いかんせんドロドロとベタつく甘さがいつまでも残る。 ...

Plus Ultra

早いもので、息子ももう小学5年生。 以前、ブログで子供の成長の早さと、それを想う親心を銀杏に例えたことがありますが、、本当にアッという間に過ぎ行く年月にほろ苦さをおぼえ、人の親であることを実感します。 昨日できなかったことが今日は出来る。 ...

大宴会

あれは24歳くらいだったはず。 東京での生活にも仕事にも少し慣れて、自由になる金も少しはあって、少しだけ一端になった気分でいた頃。 東京はまるで巨大な流れるプールで、将来は逆光の只中。見えないものに頓着なく、目まぐるしくループする24時間を浮遊。刹那主義を謳歌していた日々...

諸先輩からのお言葉

先日、仕事で小学校の入学式にいったときの事です。 式典後の集合写真の撮影にも関わらず、8時にインする周到さ・・・式典の始まる1時間前には、シミュレーションまでばっちり済んで、体育館の隅で待機していると、そこに片足を少し引きづるように御老人が入ってきました。 ...

あたかも花吹雪で雪かあやふやで

長崎に向かう道中。 三瀬峠を上っていると、季節外れの雪がふりだした。 4月にしては寒いと思っていたが、まさか雪がふるとは思っていなかった。 細く曲がりくねった道の両端には、青葉の混じった山桜があり、桜と雪が同時にある光景は不思議だった。...

DANCE MUSIC

趣味主張

今月の10日。 抜糸から幾日も経たないうちに、高速バスに揺られ地元へ帰った。 独りでの帰省は、結婚してから初めてのことだ。 さらに、実家に顔を出さないどころか連絡すらしなかったのは何年ぶりだろう。 まるで20代前半のフウテンのノリがぼんやりと身体を包んで、不思議な感じ...

ライド

行き道。 たいして高速道路を走らない高速バスに乗って。 車窓から見える竹林が大波小波よせては返している。 潜るたびにタイムリープするトンネルを。ひとつひとつ。 まるで無声映画のように流れる風景は微睡み。 ここが何処だか知っている。 帰り道。...

散るとき、朽ちたのち、

真面目な話。 たとえば、オレが70歳くらいまで生きて、、身体に色々とガタがきて、癌とか重い病に侵されたら・・・それはもう寿命。 体中よくわかんない管を通されたり、意識を遠く置き去りにしての、延命治療は勘弁願いたい。 枯葉として、晴れやかな面持ちで、散りたい。 真面目な話。...

春隣

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