検索

Stand By Me

更新日：2020年8月1日

あの夏。

オレたちは線路を歩いた。

みんなで隣町に買い物にでて、目一杯お洒落して、連れ立って歩いた。

他愛もない会話と街の喧騒。極上のサウンドトラック。

燦燦とそそぐ太陽光線は、オレたちの髪をキラキラと照らした。

溶けてゆく線路。その先は蜃気楼。

オレたちは、口々に。でたらめに。あの歌を口ずさみ笑った。

そして、オレたちは線路を歩いた。

Stand By Me • Ben E. King

shinsuke

最新記事

激動の一年だった。燻り続けていた夢に灯がともり世界が輝いた。背中を任せることのできる新たな仲間ができた。そんな仲間と進むシナリオのなかで、沢山の【はじめまして】と出会った。７年ぶり、自分の子供ほど歳の離れた若者たちとの関りができた。...

日々、積もるストレス。器の小さい自分はすぐに表面張力ギリギリまで張りつめ、些細なトラブルで怒りが零れる。すべては自業自得だが、怒りは必ず孤独をよぶ。孤独は別に一人を狙って襲ってくるわけじゃない。家族がいても、、いるなりの様相で孤独はあるし、だからこそ余計にくっきりと...