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行き道。 たいして高速道路を走らない高速バスに乗って。 車窓から見える竹林が大波小波よせては返している。 潜るたびにタイムリープするトンネルを。ひとつひとつ。 まるで無声映画のように流れる風景は微睡み。 ここが何処だか知っている。 帰り道。...

真面目な話。 たとえば、オレが70歳くらいまで生きて、、身体に色々とガタがきて、癌とか重い病に侵されたら・・・それはもう寿命。 体中よくわかんない管を通されたり、意識を遠く置き去りにしての、延命治療は勘弁願いたい。 枯葉として、晴れやかな面持ちで、散りたい。 真面目な話。...

盆暮れ正月の帰省や二泊三日の家族旅行のとき。 長距離ドライブの車中での暇つぶしは、たいていが映画やアニメや漫画のハイライトを振りかえり批評家気取ったり、そこを入口に、世界情勢や人生観、哲学めいた話題にまで飛躍してあれこれと論じることが多い。 ...

真冬の日本海はまるでハガネ。 北風が海面を走るたび白刃が浮かんで、どこそこでカマイタチが産声をあげる。 それが、びょぅ。それが、びょぅびょぅ。 頬を切りつける。 shinsuke #shinsuke #2018

時の流れはまったく速いもんで、今年も残すところあと21日。 振りかえれば、今年は色々あった。 良いことも悪いことも本当に色々あった。 起きたこと、それは無かったことには出来ない。 公私ともに、今年の反省大賞ノミネートをあげれば両手で収まらない…それらは、残念ながら忘年会の帰...

世の中が2000年問題なんていう、実体のない恐怖にざわついていた1999年の夏。のある日。 オレは全力で中州の繁華街を駆けていた。 その日、オレは早朝と呼ぶにはあまりに早い時間から新聞を配り、昼前に学校へ向うため、鈍い頭を小脇に抱えて博多駅行きのバスに乗った。 ...

写真撮影は、作品撮りのようなパーソナルなものと商業写真・広告写真といったビジネスに分類できる。 被写体は人物や物、料理、建築…etc.とわかれ、更に人物ひとつとっても、ファッションやビューティー、グラビアだったりと枝分かれする。...

なんとなく付けていたテレビから流れてきたビールのCMで、妻夫木聡から個性とは？と問われた星野源が、「魔物のような言葉」だと答えていた。 そして、「こう見られたいとか、そういうものを思ってるときって、個性って死んでる。」とも言っていた。 思いがけず、刺さった。...

このところ撮影続きでハードワークな日々です。 少々、くたびれています。 若くないことを実感します。。 しかし暇が過ぎると、それはそれで、しんどいもんです。 精神的にやられます。 どちらがよりしんどいかといえば、当然後者です。 忙しさ？マシさ。ありがたがりな。...

最近、一つ大きな気づきがありました。 それは、ビニール袋の凄さ。です。 近頃、仕事中に結構な頻度でビニール袋を活用します。 軽くて、携帯しやすく、耐久性が高い、水にも強い。 最強の便利グッズです。 アフリカの部族の人達がトートバック代わりに生活用品や貴重品を持ち歩くのに使っ...

今朝がた。 一仕事終えて帰宅すると食卓にプレゼントが置いてあり、そこでようやく今日が誕生日だと思い出した。 ありがたいことに最近忙しく、すっかり忘れていた。 しばらくしてオカンから祝いのメールが入り、そこに「37歳になったのかな？」とあったが、多分37と返すほど、この歳に...