熟柿
「柿はね、源六。熟柿が一番美味しんぼ。」 花男-2巻- より花田花男のセリフである。 放ったシチュエーションもあって、なかなか意味深い言葉なのだが、個人的には柿は歯ごたえのある程度が好きだ。 さっき起きぬけに尻を掻くと、あまりの低反発に触り心地がよく、しばらく揉みしだいた。...
「柿はね、源六。熟柿が一番美味しんぼ。」 花男-2巻- より花田花男のセリフである。 放ったシチュエーションもあって、なかなか意味深い言葉なのだが、個人的には柿は歯ごたえのある程度が好きだ。 さっき起きぬけに尻を掻くと、あまりの低反発に触り心地がよく、しばらく揉みしだいた。...
喜怒哀楽は、コーヒーに注いだミルクのように心模様をうつろわせて、それは時に苦しくある。 だがその実、一辺倒では比にならん程に辛い。 たとえ喜であっても楽であっても、地獄である。 その苦しみから解放される道として、瞑想や禅があるのだろうが、薄弱な精神力のオレは、我執の無、凪を...
言い間違いなんてのは些細な事だ。 生きてりゃ多くを間違える。 渋滞をかわそうと選択したルートから、人生を左右する岐路まで。 恋に盲目したり、金に狂ったり、酒に溺れたり、クスリに漬かったり。 生き方を間違える。 それはニュースを賑わすあの人で、名前も知らない隣人で、あるいは自...
永遠に思えた刻に限りがみえて加速するチックタック 振り返れば幾許のハイライト 信号待ちの十字路 焦燥を山積みのトラックが横切る 水溜りにうつるオレを轢いて 永遠に思えた刻に限りがみえて加速するチックタック 戯けるのは簡単 嘲るのは快楽 否 踠く踠く...
まず初めに、自分のやっていることが万人にうけるとは思っていない。 10人に1人が、ヤバいと言ってくれたら御の字。そんなニッチな表現だ。 不思議ちゃんでもなければ、オンリーワンを気取るつもりもなく、どこそこに転がる日々。 悶々と地団駄を踏んでは、たまに聞こえてくる賞賛に目いっ...
長いこと港のうちで揺られていた停泊船。今がその時。出航。ヨーソロー。 まるで10代のように前のめりな今日。そんな気分だ。 昨日の夜は、最高だった。 【久しぶり】【初めまして】は、うまい酒と音楽のなか混然として宴はきらきらと輝いていた。...
6年前に当サイトを開設したときから、コンスタントに書いているブログ。 作品を更新する頻度には限度があり、そうそう変わらない。 なんの更新もないサイトは死んでるも同然と聞いたことがあり、だったらブログなら書けると思い続けている。...
真実を写すと書いて【写真】なんていうのは、真っ赤なあれだ。 自己を投影するような造り込んだモノは勿論、ドキュメンタリーなスナップも然り。 写真、絵画、映画、文学、音楽・・・表現というツールは総じて、結局はツクリモノである。...
最近、心のスイッチがちょっとバカになっている。 前向きな思考であれこれ始まる脳内会議は、次第に古参のネガティブも顔を出してきてカオティックに白熱。明日の予定や肉体疲労、お構いなしに、夜通し。 今までろくすっぽ考えずに成行きで生きてきたツケだと言い聞かせている。...
いまだコロナ禍にある世界は、徐々にニューノーマルへとシフトしている。 栄枯盛衰。新世界秩序はそこまで迫っている。 生きるため。元来、腰がヘビーな自分もケツにon Fire。 夜な夜な作品をつくり、まとめて、それを引っ提げて、気になる人に会いに行った。...
もうずっと彼らは真っ赤なあれだな もういいかげん 明けない夜はないが彼らは真っ赤なあれだな もういいかげん もういいかげん 明日の明け方は曙 shinsuke
インターネットは素晴らしい。 場所も時間も超越した情報の銀河から、知りたいコトへクリックひとつで飛んで行ける。 さっきyoutubeで黒澤明と北野武の対談映像をみつけた。 その中で、黒澤監督は「ビートさんの撮る映画は説明的じゃないから好きだ」と言っていた。...