写真撮影は、作品撮りのようなパーソナルなものと商業写真・広告写真といったビジネスに分類できる。 被写体は人物や物、料理、建築…etc.とわかれ、更に人物ひとつとっても、ファッションやビューティー、グラビアだったりと枝分かれする。
最近。作品撮りの側面も備えたとても楽しい仕事があった。その帰り道でのこと。 活性化された脳内は、一向にクールダウンすることなく、アイデアの流星群が降り注ぎ、新たな価値観がめきめきと聳え立つ、一人ファンタジア状態にあった。
その時に確立した価値観。 写真撮影って色んなジャンルがあるが、、結局は、中身を撮ってるかうつわを撮ってるかの二つにに分かれる。ってこと。
うつわを撮るとは、媒体やコンセプトに沿って外身の形を整えて撮影するということ。 中身を撮るとは、読んで字のごとく、内側にフォーカスする撮影のこと。
内側とは、ときに被写体の。ときに自分の。あるいはなん時も、その両方の。
中身を撮るという概念は物撮りや料理や建築撮影などにも当てはまると思う。
うつわと中身。どちらを撮るのが正解というのは、時々で変わってくるだろう。 ただ、どちらがワクワクするかといえば、だんぜん中身だ。これは間違いない。
うつわも、もっともっと上手に撮れるようになりたいし、中身を感じる力、見る力、繋がる力を養っていこう。そう思った。
shinsuke