連日、茹だる暑さです。夏です。
我が家は、例年通りクーラーの無い暮らしでタフネス磨いております。 遊びに来られる方は覚悟してどうぞ。
息子は4日前から夏休み。 きっと今年も計画的に宿題をやっつけながら、ロングバケーションを謳歌することでしょう。
(う~ん、誰に似たんだか…) そして2学期が始まるころには、オレオのようにこんがり真っ黒な肌色になっていることでしょう。
・・・いいなぁ夏休み。
自分のことでいえば、髪形が坊主頭の分、去年よりずいぶん快適です。 昨夏。よくもあんなウザったらしい長髪で乗り切れたもんだ・・・しばらく、と言わず一生坊主頭で良いかも。お気に入りです。
付き合いの長い友人は、「まぁた、ボウズになってんのか」とさほど驚きもないでしょうが、30代半ばでの坊主頭は、大抵、大病かおイタをやらかした連想になるようで、割かし注目されます。
36年の髪型遍歴では、実に様々なスタイルに挑戦してきました。 小学6年間をスネ夫ばりのスポーツ刈りで通した後、中学にあがると強制的に坊主頭になり、それが最初の坊主だったように記憶しています。 徐々にオシャレに目覚め始めたお年頃のニキビメンズに坊主頭は大層不評で、脱ボウズ運動は草の根がはる如く拡がりをみせ、とうとう中3の時に、校則改正の運びと成りました。その際に生活委員長として、ルール決めや全校集会での先生方へのプレゼンなどを先導していたオレ。思い返してもなかなかの大仕事をやってのけたと自負します。(同時期に休日の自転車のヘルメット不着用OKも成立させました。) 改正後、男子も女子もこぞって、ルールぎりぎりのラインで髪を伸ばし、イメチェンを図りました。実際に女子は2割増しくらいで可愛くなった気がします。男子に至って、伸ばせるだけのばした髪をきっちりセンター分けして、よく言えば吉田栄作くずれ、悪く言えば公然猥褻カットのクローン軍団と化していました。 オレはといえば、元来の捻くれ精神と、敬愛する甲本ヒロトへの憧れで一人坊主頭を貫いていました。
その後。高校ではツイストパーマ掛けてみたり、石鹸で髪をツンツンにおっ立てたり、赤く染めたり、紫に染めたり…。 専門学校では、真っ白坊主、パンチパーマ、モヒカン…etc 社会人となってからも、じつに放蕩なスタイルで髪型を楽しんでいました。
そんな多様なヘアスタイルの間に必ず坊主頭を挟んでいました。 単にリセットの意味合いではなく・・・ヒロトに始まったスキンズヒーローへのリスペクト。例えばユアン・マクレガー(マーク・レントン)や真木蔵人や松本人志、そしてチェスター・ベニントン…彼らから、坊主頭の持つミニマルな美しさ、アナーキーな精神性を学び、「えーい、しゃらくせー!」「男はやっぱ坊主!!」と立ち返る原点となりました。
そして今年の4月。原点に返るべく、バリっと刈りあげてからの3か月、2週間に一回のペースで風呂場にて自分でバリカンをあてています。 DIYなところも、パンクで良い感じです。
周りの評価はどうなのかわかりませんが、kaco的にはアリのようです。良かった。良かった。
一生はおそらく言い過ぎですが、数年は坊主頭でいいかな。結構マジでそう思っています。
※息子は、スイミングや剣道や公文の友達に、オレことを ボウズでヒゲの怖い人 と紹介しているようです。見学やお迎えのときに子供たちにガン見されます。 ちなみに去年までは、ロン毛でヒゲの怖い人 と紹介していたそうです。。
R.I.P ,Chester Charles Bennington.
Numb - Linkin Park
shinsuke