ひととひとを取り持つ縁。それはまるで奇跡。
昨年の終わり頃に、思いがけないひとから電話がありました。
相手は非常勤講師をやっていた頃の教え子で、実に3年ぶりのコンタクト。…だったはず。
卒業後に、関東圏に拠点を移して、絵描きとして表現をしているマツザキリナさん。 在学中、明らかに他の生徒とは異なる空気を纏っていた彼女。 アプローチは違えど、『自己愛の強さ』にどこかしらシンパシーを感じていました。
そのマツザキさんから、自身が企画・演出するグループ展へのお誘いを受けました。
独立当初から、いつか写真展がしたいなぁと思いながらも、腰の重たいオレ。。 7年間も現状に胡坐をかいていたところに、まさかのオファー。
ヒューマンマガジン 『ひと』に続き、2度目となる教え子からのフックアップ。 断る理由はどこにもなく快諾。
詳細を聞くと、コンセプトのはっきりした企画展だったので、写真のセレクトやサイズ等々、マツザキさんにお任せしました。
◇ROOM展◇
テーマの異なる5つのお部屋。 そこに絵画、人形、彫刻など様々なアート作品をインテリアの一部であるかの様に展示します。 展示作品は全て購入が出来ます。 これは日本人にはなかなか馴染みのない、アート作品を“買う事”、“部屋に置く事”をリアルにイメージするための空間です。
私たちは芸術・アートがより皆様の身近な存在となるよう入り口の敷居をさげ芸術の歴史や存在意義、その面白みを知るキッカケを提案すべく活動をしています。
今回は15名を超えるアーティストに参加いただき、モダン・和風・アンティーク… などテーマの異なる5つのお部屋を展開します。 そこにはインテリアと共に絵画、人形、彫刻など様々な作品がまるでその部屋の主の持ち物であるかの様に存在します。 本展は、ご自身の部屋に作品を飾ることをリアルにイメージするための空間です。そのため展示作品は全て購入することができます。 アートを取り込んだ豊かな日常生活を疑似体感するとともに、本企画を通して多くの方にアートの価値を理解して頂くこと、そしてアーティストが職業として成り立つことを目指します。
※上記はROOM展のサイトより引用させていただきました。
立派な概念です。 それは未開の大陸を探す航海のごとく難儀。壮大なロマン。
ソコにちゃっかり乗せてもらったオレとしては、本当に頭がさがります。
学生以来の展示です。 販売に至っては初めてのことです。
本当は、現地に赴くべきですが・・・いかんせん貧乏ヒマもカネも無しの為、作品だけ上京となる予定です。
関東圏にお住いの方、ゴールデンウイーク中に東京へ行かれる方、興味を持たれましたら、足をお運びください。
ROOM展
日時:2017年5月1日〜5月7日 11:00-21:00
会場:バロンデッセ 東京都世田谷区北沢2丁目30−11
shinsuke