top of page
Shinsuke

Music is my diary vol.10

更新日:2020年8月1日


去年の今ごろ。

kacoと息子が海辺を散歩していたときに見つけて、拾って帰った一輪のカーネーション。 極端に短く茎をカットされたそれは、不自然なほど瑞々しく、砂浜に落ちていたそうです。

後日、kacoが日課とする朝の散歩中にそのカーネーションの謎の一端に触れたかのような出会いがあったそうで…。 仮にkacoの想像通りの経緯であの場所にあったのならば、きっと願いや祈りの感情を一身に浴びたモノだったのでしょう。

その思いの力が働いていたからか、持ち帰ったカーネーションはなかなか萎れず、ながいこと食卓を彩りました。

昼下がり。やわらかい陽のひかりがキッチンに射すとき。

花びらを透過した光りは、優しく温かく、そして少し胸をしめつけるような切なさを帯びていました。

マクロレンズで接写すると、そこに写っていたのは、まるで母の胎内のようでした。

光 haruka nakamura PIANO ENSEMBLE feat.CANTUS

shinsuke

閲覧数:66回0件のコメント

最新記事

すべて表示

2023

師走エクスプレス2022

激動の一年だった。 燻り続けていた夢に灯がともり世界が輝いた。 背中を任せることのできる新たな仲間ができた。 そんな仲間と進むシナリオのなかで、沢山の【はじめまして】と出会った。 7年ぶり、自分の子供ほど歳の離れた若者たちとの関りができた。...

この道の独行

日々、積もるストレス。 器の小さい自分はすぐに表面張力ギリギリまで張りつめ、些細なトラブルで怒りが零れる。 すべては自業自得だが、怒りは必ず孤独をよぶ。 孤独は別に一人を狙って襲ってくるわけじゃない。 家族がいても、、いるなりの様相で孤独はあるし、だからこそ余計にくっきりと...

bottom of page