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Shinsuke

世界をかえさせておくれよ

更新日:2020年8月1日


午前中。家族で、ラブアース・クリーンアップ2016に参加しました。

9時からのスタートにあわせて、最寄りの海岸に向かうと、すでに沢山の人がゴミ拾いに精を出していました。 そして、その後も続々と参加者は増えていき、最終的に相当数が集まっていました。

やはり、ゴミの散らかる海を見て、心和む人がいるわけなく・・・みんな、日頃からどこか心に引っかかる状況にあるので、こんな風にきっかけがあれば、率先して行動するのでしょう。

人間の内に、悪の衝動があるのならば、善のネイションもまた、ハッキリと存在する! 改めて思いました。

我が家は、極力、ゴミをださない生活を心がけています。 といっても、さしてストイックというわけでもなく、リサイクルできるものは、資源ゴミとして扱ってる程度。不必要な梱包やビニール袋は、断る程度。

見渡すとあたりは、漂流してきたゴミ。ポイ捨てされたゴミ。 ゴミ。ゴミ。ゴミ。。

存在自体に罪のない人工物は、意図とせず地球環境の宿敵として、波打ち際を漂い、砂に埋もれ、海風になびいていました。

ジリジリと照る太陽に、汗を滲ませながら、それらを拾い集めていると、次第になんだか申し訳ない気持ちが芽生えてきました。

このゴミはオレのじゃない。これは誰かの尻拭い。・・・じゃなくて、これはオレたちの問題。ごめんなさい。

そんな思いでした。 参加する老若男女。みんなが、同じ思いなんじゃないかな…。勝手にそう思い込みながら、袋に次々と、罪悪感を詰めていきました。

1時間程経ち。散々だった景観も、ずいぶん片付いて、本来の姿に近づきました。 そこで、祝福の意か、感謝の意か、はたまた嘆きの啓示か、雨が降り始めて、作業終了となりました。

帰りしな、たかだか1時間で、世界は変えられる。そう感じて勇気が湧き、そして1週間もすればまた散らかるのだ。と、少し胸が痛みました。

結局。ただの気休め?しょせん自己満足? 否。

おそらくは少しずつの変化。歩みは遅く まるでマイマイ。でも、確実に根付く愛のマインド。

宝探し感覚で参加したキミや、渋々参加したキミ。 そこにいた少年。少女。 キミたちが希望。

そう、未来はキミ等の手の中。

何がカッコいいか…何がカッコわるいか…それを後ろ姿で語るのが、大人の役目。

そう思いませんか? 同世代の皆さん。諸先輩の皆さま。

つまり、未来はオレ等の手の中。

shinsuke

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