top of page
Shinsuke

セイ キッド ファッキュー(アンド ラブユー!)

更新日:2021年8月15日


専門学校時代からのマイメンの結婚式に撮影で参加しました。 

当時のオレ達は学校側からすれば、明らかに劣等生。 互いに、醸し出すチンピラフレーバーに親近感を覚えたのか、初日から仲良くなった数少ないクラスメイト。

今は違う道を歩いているマイメン。 今でも同学年の中で一番才能があったのはヤツだと思っています。

リアルか否かを追求するスタイルの、ヤツの写真には、北九州の光と闇が見事に写っていました。 猫を撮っても、園児を撮っても、カワイイんじゃなくて、そこには、喉の奥で味わう鼻血のような生々しい命がありました。

中でも、オリジナルバッドボーイズな仲間達の写る写真は、どれも過激で、暴力的で、それでいて愛に溢れていました。

そんな、往年の悪ガキ達も今ではすっかり大人に・・・なんて甘っちょろいわけなく、現役バリバリの面々が参列する結婚式。 荒れることは予想してましたが、そのはるかに上をいく悪ふざけのオンパレード。 笑

式場のスタッフはさぞ大変だったことでしょう。

怒号にも似た合いの手。ムチャぶり。止まない笑い声。そして涙。涙。涙。

こんなにも激しく、あったかい結婚式は初めてでした。

愛がリアルに溢れていました。

披露宴が終わり、お見送り後。最後の最後にヤツのお父さんが気を利かせて、オレとヤツとの2ショットを撮ってくれました。

帰宅して、データを取り込み、ラストカットを開くと、そこには肩を組んで写ったオレ達。 泣きはらした顔でくしゃくしゃに笑顔。照れ隠しなのか中指を立てるポーズのマイメン。

幸せを願ってる。心から願ってるよ。

おめでとう! 大好きだぜ!!

MOROHA 『ハダ色の日々』

shinsuke

閲覧数:20回0件のコメント

最新記事

すべて表示

2023

師走エクスプレス2022

激動の一年だった。 燻り続けていた夢に灯がともり世界が輝いた。 背中を任せることのできる新たな仲間ができた。 そんな仲間と進むシナリオのなかで、沢山の【はじめまして】と出会った。 7年ぶり、自分の子供ほど歳の離れた若者たちとの関りができた。...

この道の独行

日々、積もるストレス。 器の小さい自分はすぐに表面張力ギリギリまで張りつめ、些細なトラブルで怒りが零れる。 すべては自業自得だが、怒りは必ず孤独をよぶ。 孤独は別に一人を狙って襲ってくるわけじゃない。 家族がいても、、いるなりの様相で孤独はあるし、だからこそ余計にくっきりと...

bottom of page