先週末からの大寒波。
停電や水道管の凍結に備えて、たくさん炊いてストックしたご飯や、山盛りに作った具だくさんの味噌汁。
飲水を鍋いっぱいに貯めたり、生活用水を湯船に張ったり・・・。
外出なんてもってのほか と、金曜日に色々と買い出しを済ませ、引きこもる支度を万全に…リビングにて寝袋に入り蓑虫みたいに過ごす土日。
飯時。お湯を沸かす際、鍋からおたまでケトルに水を注ぐとき「貴重な魔法の水はいりまーす!」なんて言うと意外と息子にウケたので、その度に言ってたら、今朝がた 息子が「まだ、言いよると?」…ヘイ、マイサン。その対応は外の銀世界よりクールじゃないのかい?
≪さむひーさむひー≫ 身悶える大人をよそに、テンションの高い息子は、吹雪いてるうちから 「よし、雪ダルマつくろう!!」 と意気込み、オレの蓑を剥ぎとる暴挙。
オレはといえば、≪おぉ さむひー あぁ さむひー≫と一層丸まる始末。。
結局、一人で庭にでて、可愛らしいチビスケの雪ダルマをこしらえていました。
思い返せば、自分も子供のころは、雪だとか台風だとか、来ると知れば寝付けないほどワクワクしたし…来たら来たで、もうリミッター解除でハシャいでいたもんです。
いつからか、オレは子供ではなくなってしまっていたことを痛感。。
なにを、ひよってやがるオレ!? 望むなら今だって空も飛べるはず!! オレは純然たる野生。雪原の狼だ! いくぜ!ワオォーン!!
意を決して窓を開ける。と、とたんに無遠慮の風雪が頬を切りつけて・・・すぐさま キャインキャイン と尻尾をまいて寝袋に一目散。
自分は狼ではなく、温室育ちの小型犬だと思い知りました。 ≪さむひーさむひー≫
そして、疑いようもなく35歳のおっさんだと思い知りました。。 ≪おぉ さむひー あぁ さむひー≫
トクマルシューゴ 『Rum Hee』
shinsuke
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