「ん?このバラどーしたと?」オレ。 「なんか、ポストの中に丁寧に包んで入れてあったよ。」とkaco。
「誰から?」オレ。 「わからん。」kaco。
・・・・・・?
これは、1月7日の話。
ようやく風邪のピークを過ぎた我が家。
その回復を祝うかのように届いた2本の赤いバラ。
差出人不明で、書置き的なものも無く、誰が持ってきたのか、謎。
大家さん? (ないとも限らん。) 近くのママ友? (ないとも限らん。)
でも、普通。まずはインターホン鳴らすやろうし…(その履歴なし)
何この新春ミステリー?
「あっ もしかして、マコっちゃん?!」
kacoがはっと閃いた顔をして、一言。
「いやいや、それはないやろ!」 間髪入れずに突っ込むオレ。
マコっちゃん とは、専門学校時代からの友人で、(勝手にオレが和製ジョン・ライドンと評する)今は地元の阿蘇で暮らしている男である。
確かに、マコっちゃんは、昔から そういう無駄にロマンティックで、粋で鯔背で、いけずなサプライズを好むヤツ。
でも、オレたちも35歳。もういい大人だ。 わざわざ、阿蘇からやって来て、家の前まできて、会わずに、バラを2本ポストに入れただけで帰る?
いやいやいや・・・(いや、ないとも限らん!)
どうして、急にマコっちゃんが容疑者に浮上したのか、kacoに聞いてみると、、なんでも前日に新年の挨拶メールがマコっちゃんから入って、その文面にやたらとバラに例えた比喩表現が盛り込んであったらしく…。
kacoがメールで探りを入れると、犯行を匂わす返信が…。
マジか、コイツ!!
すげー、さすが、マコっちゃん! さすが、阿蘇のジョン・ライドン!!
いつまでも遊び心を忘れない、愛すべきロクデナシ。BROTHER SHIT!!
≪世の中には〝こうでなきゃいけない〟っていう事はないんだ。≫ ≪楽しんでくれよ、さもなきゃくたばっちまえ。≫
本場、英国製のジョン・ライドンの名言を思い出しました。
shinsuke
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