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Shinsuke

ともすれば、いっそ、棒棒鶏にして喰ってくれ。

更新日:2020年8月1日


とろり と、こめかみから滑り落ちた汗は、首筋を這ってTシャツの襟に沁みた。

それは一度といわず何遍も何遍も・・・

時刻は15時を過ぎたばかり。

全開の太陽は街中をジリジリと照りつけ、もの と もの の影はうんざりするほど、くっきりとスタンプされている。

開け放った窓。風はなく。

内に籠った熱は、じきに許容を超え、、身体を食い破って姿をあらわすだろう。

〈遠くで、近くで、セミの声。〉

瞼をとじる。この時をやり過ごす決意。 開け放った窓。風はなく。

1時間かそこら経ち、眠気なのかなんなのか意識がぼんやりと遠のく。

グッバイ サニーディ。

グッバイ サニーディ。

10分かそこら経ち、びくんと痙攣。眩暈。

完全に蒸しあがる寸でのところ。

あやうく蒸し鶏になるところ。。

一体なんの話をしてる?

撮影の合間。休憩中に危機一髪。 in the CAR。

みなさんも、蒸し鶏にならないように、くれぐれもご用心ください。

shinsuke





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