先週末、小学校の運動会でした。
台風の影響で天候が心配される中での開催となり・・・
曇天模様の下、ときおり砂煙に巻かれはしましたが、、最後まで雨粒ひとつ落ちることなく 無事に終わりました。
校長先生による閉会の挨拶で、
「優勝して嬉しいブロック、負けて悔しいブロックあると思いますが、みなさんの頑張りで雨は降りませんでした!」 「み~んなで台風に勝ちました!!」
と、タイトで気の利いたことをおっしゃっていました。
【スピーチとスカートは短いほうがいい】なんてことをどこかで聞いたことがあるような…ないような。。
校長先生、バッチリでした!!
息子の運動会を見れたのは、今回で2度目。
去年までレギュラーとしていた仕事が、土日祝にあった為、保育園に通っていた3年間の様々な行事もほとんど行けず・・・息子はもちろんのことKacoにも寂しい思いをさせていました。。
運動会に発表会…本番にむけて練習を重ね、当日の緊張を乗りこえて頑張る姿・・・
そんな子供の晴れ舞台を見たくない親なんていません。
小学生として最初の運動会。見れて良かったです。
運動会では、ダンスに徒競走に玉入れ。応援合戦や準備運動…ハチマキを巻いた息子の奮闘に胸がアツくなりました。
昼時、Kacoのお手製弁当をみんなでワイワイとつつきながら、一皮むけた息子の横顔を見て、、きっとこういうのが、『幸せ』なのだと心底思えました。
『幸せ』に生きるのにそんなに多くはいらないのかも…答えは、もっとシンプルなのでは・・・
『吾唯足知』 素晴らしいコトバです。
同義のようなコトワザ・格言が世界中にあるように、やはりその境地に答えはあるのかも…。
そんなふうに思えた時から2日後の今日。
仕事帰りの車中で、≪何も欲しがらない自分を欲しがるのではなく、欲しいモノがない境地に自由はある≫と考えを反芻していると、(わかってはいるが執着は笑う) そう心が呟きました。
アレも欲しいコレも欲しい
こう在りたい あんな風に成りたい もっともっと…もっと
願望や欲、我執がふつふつと湧いてきました。
そりゃ、そうだ。 人間だもの。
スピリチュアルとマテリアル
拝金主義と清貧思想
オーガニックとケミカル
可視と不可思議
善行のディザイアと悪の衝動・・・
自分は、あらゆることの対極に張るタイトロープの上にいるのだと感じました。
自分だけでなく、全ての人がそうであり、それぞれ ≪どちら側≫ を大切にしているかの違いがあり、、その違いが価値観なのだと。
なにごとにも100%は在りえなく、おそらくはバランスが重要で、、そういうのを『中庸』というのだと思いました。
10人いれば、それぞれの価値観に沿った10通りの真ん中があるのだと思います。
日替わりで揺れる価値観にすがり 『生きる』という綱渡りで『幸せ』のど真ん中を探る バランスをとる
ふらふらとよろけながら両手をバタつかせ まるで不恰好に踊っているかのように・・・
カルマダンス
shinsuke