top of page
Shinsuke

Don't think,feel

更新日:2020年8月1日


世は、一億総フォトグラファー、総批評家、総メディアの時代です。

写真を発表する場は、常に誰かのポケットやカバンの中で待機電力を消費しながら、24時間、365日、展示期間の制限なく休館日もなく在りつづけます。

写真の良し悪しは、上手いか下手かだけでは評されず、テーマやコンセプトの明確さが重要視されているように思います。

そして、どこがどう良いのかは置き去りに「いいね!」と端的に評価がつきます。 それは時として発信元からは想像もつかない場所へ旅をしていたりします。

この現状をどう捉えるかは、それこそ千差万別、十人十色です。

プロフェッショナルな土俵でも、日毎にアプローチの方法は多様化し、また解釈の幅も広がっています。

おもしろいです!

過去に自分の作品を見てくれた人から、〈統一性がない〉と言われたことが何度かあります。

たしかにスタジオ撮りしたものやスナップ写真が一つの括りの中で、ない交ぜになっているし…自分でも そうかも? と思うこともあります。

その、一見〈統一性のない〉中に、イメージの連なりを感じて、表題を連想してくれたり、ストーリー性を見出してくれたら という意図のもとに作成しています。

ブルース・リー先生の御言葉を借りれば 『考えるな、感じろ』 のスタンスを大切にしています。

ボクにとって写真は、言葉では表現がムズかしい感性を伝える(示す)ツールです。

見てくれた方が、「いいね!」と思える何かしらを感じてくれて、心がゆれる 一枚があれば嬉しいです。

※ちなみに、FacebookやTwitterやLINEなどはやっていませんので、実際に「いいね!」をつける場所はありませんが、あしからず・・・

shinsuke

閲覧数:1回0件のコメント

最新記事

すべて表示

2023

師走エクスプレス2022

激動の一年だった。 燻り続けていた夢に灯がともり世界が輝いた。 背中を任せることのできる新たな仲間ができた。 そんな仲間と進むシナリオのなかで、沢山の【はじめまして】と出会った。 7年ぶり、自分の子供ほど歳の離れた若者たちとの関りができた。...

この道の独行

日々、積もるストレス。 器の小さい自分はすぐに表面張力ギリギリまで張りつめ、些細なトラブルで怒りが零れる。 すべては自業自得だが、怒りは必ず孤独をよぶ。 孤独は別に一人を狙って襲ってくるわけじゃない。 家族がいても、、いるなりの様相で孤独はあるし、だからこそ余計にくっきりと...

bottom of page