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Shinsuke

重くて冷たくて鈍くて、痛い

時に。サラリーも個人事業主も、男も女も、それ以外も、

他人からぞんざいな扱いをうけて、自分が軽んじられた存在だと、突きつけられることがあるだろう。


40代。フリーの写真業。多分にもれず、度々経験する。


若いころは、それが悔しくて情けなくて、いちいち怒りを沸々とたぎらせた。

その結果、胸の内がただれた。


10年選手となった今も、結局、置かれている立場に変わりはない。

ただ、昔ほど激情することはなくなった。

怒りに身を委ねて良いことはないからだ。


だからって傷つかないわけではない。


いまだに、そんな状況になれば、重くて冷たいナニカが芯から湧きでて、血管中を連鎖して胸を絞めつける。その度に鈍い痛みがはしる。




shinsuke






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