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Shinsuke

心のずっと奥のほう

更新日:2022年1月6日

先週末、久々オフの土曜日。

ひとり遅めの朝飯をとり、洗濯物を干して、皿を洗い、一通り家事を済ませてから、ブーツの手入れに興じていると、部活から帰ってきた息子がバタバタと身支度し、飯をかっ込んで、颯のごとく家を飛びだしていった。


なんでも友達数人でカラオケに行くらしく、それは入学と同時にコロナ禍にある中学生活で初めてのことだった。


夕方、帰宅した息子は嬉々として「中学時代で一番の思い出やわ。」と。

その様子が微笑ましく「まだあと一年あるやん。」と笑ってかえすと、「まあね。でも一番の思い出や。」と答える息子。


嬉しかった。


コロナが最大の要因なことは、言うまでもないが、、オレと息子では、時代も場所も価値観も違い、昭和のいい加減な幻想のなかで、やりたい放題生きてきた身としては、シリアスな時代を生きる息子たち世代の息苦しさを想い不憫に感じることがある。

…息子に言わせりゃ、余計なお世話かもしれないが。


どうしても自分の尺度で図ってしまうね。疑う余地なくおっさんだ。。



「それでなに歌ったん?」

「情熱の薔薇。」

「え?ブルーハーツ?」

「うん。」


以前書いた気もするが、オレは極力、息子に自分の色を付けたくなくて、向こうから聞かれない限り、音楽や映画やアートなど自分の好きなものを語らない。


ブルーハーツも、然り。車の中で鳴っていたことはあるかも知れないが・・・


「なんで知ってんの?」

「ユーチューブで観て。良いよね!」


他のコは、アニソンとかボカロとかCreepy Nutsとか歌ったそうで、おじさん目線としてはイマドキなチョイスだ。


情熱の薔薇

THE BLUE HEARTS


すごく嬉しかった。



嬉しくて、ヒロトについてのトピック、Creepy Nutsって名前の珍妙さとか2~3語ってしまった。


息子は「ふーん」と平熱で付き合ってくれた。





ザ・ブルーハーツ「情熱の薔薇」



shinsuke



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