12月31日。ラストデイ。
穏やかな心境で、これを記している状況に感謝。
2021年。例年にも増して乱高下するメンタルを、くたびれたボディにどうにか留めて此処まできた。
この一年で得た教訓として、人生、【風に吹かれて】のスタンスで行こうにも、自身が動かなければ、いつまで経っても風に乗ることはない。ということ。
10月あたまから今月末までは、本当に忙しかった。
その内訳は新規や久しぶりのクライアントが多く、これは自分なりに多方に動いた賜物だと思う。
その仕事納めは、規模的にも思い入れの観点からも、デカい案件だった。
クリスマスの期間。東京のスタジオで、盟友にアシスタントをやってもらいシューティング。濃密な2泊3日だった。
アシスタントしてくれたマイメンはもちろん、快く機材を貸してくれた友人。繋がりは財産だ。その二人と束の間過ごした(15年来の)チルな時間。
そんな黄金色に染まった空間で、マイメンは「よくやってるよ。」「だからここまできたんだよ。」「おつかれさん。」そう言った。
それは、本番前夜のことで、気が早ぇよ。なんて笑ってはぐらかしたが、本音は嬉しかった。報われた。
心と体、一個小隊で行進する人生。
その道は、独行。自分だけのものだ。
だが、孤独じゃない。一人じゃない。
場所や時の概念をものともしない仲間の存在。有難い。
それぞれに、それぞれの場所で、今年のアウトロを聴こう。
よいお年を。
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