先日。部活の練習試合で、初めて車出しをした。
息子と同級生、そして先輩を一人乗せたが、今時の子は良くも悪くもいいコである。
息を殺して努めて静かな後部座席。
オレが真上に放った、当たり障りない会話を、息子がキャッチして投げ返す。
過ぎる余白を埋めようと、音楽をかける。
どうやらキッズに、パティスミスは早かったようだ。
今日、部活から帰ってきた息子と昼食をとっていると、
「そうそう、この前乗っけた〇〇君が、お父さんオシャレだって。」
「ん?なに?だれが?」
「先輩がさ。」
「ありゃホンモノだって言ってた。」
「なに目線だよ。」
思わず吹き出してしまった。
褒められて嫌な気はしないが、なんだか素直に喜べない気恥ずかしさがある。
とりあえず、次会う機会があったら、意識してしまいそうだ。
shinsuke
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