top of page
Shinsuke

よろこびのうた

更新日:2020年11月25日

冷ごはんを10分程ぐらぐら火にかけたところに、少しの出汁と溶き卵を回しいれてつくる粥に、擂りゴマと青のりを散らして、香りづけ程度にポン酢を垂らす。


最近の昼飯はもっぱらこれだ。


人生初の健康診断を受けたところ、2つくらいの項目で数値的にかくれ肥満予備軍であると脅されたので、多少なりとも体に優しい食生活をと思いやってみたところ、健康的かは置いといて、とりあえず旨かったのでハマっている。


どんぶりにナミナミとよそった粥からのぼる湯気と窓から差し込む陽光で、いまいちピントが合わない。粥はキラキラと光って、加湿器みたいに顔にあたる湯気はあたたかい。


束の間。テンションが緩み、落ち着く。


こういうのが真ん中ってことかもと思った。




shinsuke







閲覧数:9回0件のコメント

最新記事

すべて表示

2023

師走エクスプレス2022

激動の一年だった。 燻り続けていた夢に灯がともり世界が輝いた。 背中を任せることのできる新たな仲間ができた。 そんな仲間と進むシナリオのなかで、沢山の【はじめまして】と出会った。 7年ぶり、自分の子供ほど歳の離れた若者たちとの関りができた。...

この道の独行

日々、積もるストレス。 器の小さい自分はすぐに表面張力ギリギリまで張りつめ、些細なトラブルで怒りが零れる。 すべては自業自得だが、怒りは必ず孤独をよぶ。 孤独は別に一人を狙って襲ってくるわけじゃない。 家族がいても、、いるなりの様相で孤独はあるし、だからこそ余計にくっきりと...

留言


bottom of page