例年、一月は暇である。
楽観的なオレは、この暇を鼻歌まじりに弄ぶ。
録りためた映画をみたり、読書したり、作品撮りしたり、なにかしらD.I.Yしたり・・・そして今年はそれに加えて洗濯に精をだしている。
そもそも高校から親元を離れた経験から、炊事洗濯はお手のもので、皿洗いと洗濯は、今もほぼ日課だ。
仕事仲間からは、「えらいですね」「考えられない」と言われるが、自分にとって洗いものはストレス発散であり、息抜きである。
カコからの信頼も厚く、オシャレ着洗いはオレの専門。
デニムや白いアイテムやセーター、帽子類、革靴などなど、ネットで洗い方を検索して前のめりに挑み、攻略している。
年明け。前回のブログに記した、おとうさんから頂いたレザーコートを洗ったのち、革ものアウターもイケると自信がつき、先週はカコのドメスティックブランド物のラム革ライダース。
そして今日は、その昔、阿蘇のジョン・ライドンにもらった Schottのブラストライダースを洗った。
まるで鎧の様相のそれは、ピッコロの特注リストバンドやターバンのような効果で、着ているだけで知らず知らず強くなれそうなほど重い。
当然、回を重ねるほど要領を得るわけで、スムーズな手際で準備。
いざ浴槽にて漬け置き洗い。
時間つぶしにワイドナショーを鑑賞。予定から5分オーバーはご愛敬。
おそらく、前の持ち主の頃から一度も洗濯されてないだろうそれは浴槽の水を真っ黒に染めた。
レザーの染料も流れでたんだろうが、それにしてもすごい。
しっかりすすぎ洗いしてタオルに包み、1分ほど洗濯機で脱水し、形を整えてただいま乾燥中。
ここから最低4日はずっと置き干し。その後オイルを摺り込んだら完成である。
心の洗濯。所有物がキレイになるのは…自分の手でキレイにできるのは…まさにそんなかんじだ。
今年はシルク製品も挑戦予定。
shinsuke
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