top of page
Kaco

幻のキノコ 復元プロジェクト

更新日:2020年8月1日


 梅雨入りから一週間。それでも晴れの日も多く、今のところ過ごしやすいお天気です。

先日は子ども会活動の一環として、地元 生の松原 で活動されている 『美の松露(ショウロ)」』さんの、松葉掻きのお手伝いに参加してきました。

 『美の松露』さんは、元気な松林を取り戻し 100年先まで美しい 白砂青松(はくさせいしょう) を残したいと、松林の環境保全活動をされている団体です。

 ん?元気な松林?白砂青松??

毎朝散歩する松林、キレイだし、大好きですよ?

 松葉が長年降り積もった ふかふかの腐葉土に、ツタが伸び、多種多様な雑草が育まれていて。

夏には膝上ほどまでワサワサと茂る草花。その間を抜ける道は、まさに〝森〟のような雰囲気。

あ~森林浴~と いい気持ちで歩いていましたが~

「この状態は、云わばメタボ!!」

と、美の松露のみなさん。。

 腐葉土に甘やかされて、にょきにょき早すぎるスピードで育った松は、少しの雪で倒木し、風に折れ、松くい虫への抵抗力もダウンしてしまっているのでした。

 私はこの松林しか知りませんでしたが、かつてのココは、

近所の皆が お風呂の焚き付けや 炊事用燃料として、松葉や枝、松ぼっくりをゴッソリとありがたく利用し、

そのおかげで適正な養分でじっくり育つ、健康な松林だったそうです。

なるほど、それが白砂青松。

 そして、当時の松林に たくさん生えていたという、松露(ショウロという、今となっては幻のキノコ)の復活を目指しての、地道な 松葉掻き をされていたのでした。

 ※ 松葉掻きとは、松の根に日光が当たるように松葉を取り除く作業です。

美の松露 松葉掻き

 松露の採れる時期は春と秋だそうで、秋にはキノコ博士を招いての『きのこ観察会』があるそう。

今から楽しみです!(きのこ鍋も企画されてるそうですが、それはちょっとコワイ。汗)

 今の松林に生えてるきのこ、子供たちが嬉しそうに発見してきました~

松林のキノコ

 イボテングタケの傘が開いた方なんて、ハンバーガーのバンズそっくり!かわいい見た目ですが有毒です。

 右のは枯れた松の枝に生えてたキノコ。ネットで色々調べてみましたが、よく判らない。。傘の裏側もちゃんと見ておくべきでした。

 さてさて、これから毎月第2土曜日は、松葉掻きの日。

秋には、幻のキノコ発見!となりますように

kaco

閲覧数:229回0件のコメント

最新記事

すべて表示

2023

14才

息子が14才になった。 川の字に並べば、とうとう真ん中が抜きん出た。 嬉しいような。寂しいような。やっぱり嬉しいな。 「もう一人で生きていけるな。」 ケーキを食べてるときに、ふと口をついた。 本音だよ。もう対等だろ。 やれることを増やしていけよ。...

『split.ep』

bottom of page