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Kaco

春moyou

更新日:2020年8月1日


THE reliizu 春moyou-01

THE reliizu 春moyou-02

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5月。鯉のぼりと、カーネーション。願いと感謝の、気持ちを届ける季節。

 ふた月ほど前、海辺を息子と散歩していたら

砂浜にちっとも馴染まない花が 一輪 ぽつんと落ちていました。

不自然なほどに新鮮な カーネーション。茎は短く切ってあって、花束だったわけでもなさそう。

 母の日に贈る花だよ、と教えると 「じゃあママのお花だね。どうぞ!」

と息子が手渡してくれました。

もらうと 5割増しで嬉しい、という花の不思議。

 だけど一体どういうわけでココに在ったのか、、、

 そういえば、先月から毎朝、海まで散歩をはじめた私。

眠たい身体に 朝露の光る松林と、まだ少しひんやりした海風がここちよく、日々どこか違う景色があり。

なんか、生きてるんだな~と実感できて イイ気持ちです。

右足、左足とただ交互に踏み出す「一歩」が、人生の中でも「一歩」なんだと、なぜか思える朝の散歩。

 そんな散歩で、毎朝出会う 一組の男女が います。

40そこそこかと思われる容姿。男性はカジュアルな服装なのに対して、女性はパンツスーツ姿が多い。

2人は言葉もかわさず 距離を保ちながら松林を歩き、

波打ち際で立ち止まって、 それぞれ 海をみつめて しばらく時をすごす。

手には一輪の花。

 !!!

 あのカーネーションは、その一連のドラマの ひとかけら だったのかもしれません。

2人が込めたであろう祈りが、成就されますように。

 明日の朝も、2人は花を 波に運んでもらうのでしょう。

 さてさて、我が家は 窓辺の鯉のぼりに 息子の健やかな成長を祈るとしましょうか。





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